TCMC第6回 教会コンサート

・ビクトリア
響の保ち方、ピッチなどは良かった。
崩れそうになる場面がありながらも、
ほとんど下がらなかった。
僕の座った下手側後ろから2番目の席では、
母音の区別と子音が聞こえにくかったため、
歌詞カードを確認することが多かった。
全パートそんな感じだったので場所のせいかもしれない。

・ラインベルガー
曲の雰囲気は良くわかり、良かった。
しかし、この曲も母音と子音が僕には聴こえづらく、
比較的短い単語「nos」が「ナス」に聞こえたり、
israelが「アスロエル」「イッサエ」に聞こえたり、
言葉が気になってしまいました。
全体の雰囲気は良いのですが
歌詞が聞き取れないのが個人的にストレスになってしまった。

パート内で母音の響きや子音が揃っているのだろうか?

・武満のうた
ハモりも良かったし、言葉もよくわかった。
一部「見えない子ども」でソプラノの歌詞が
分かりにくいところがあった。

・千原のどちりな
あんまり生で聞いたことがないかも。
熱演だったと思います。
この曲中のラテン語は区別がついた。
ビクトリアやラインベルガーとの差はなんだろう?

・アンコール
男声は緊張が解けたのか、
ボリュームが一段上がって聞こえた。
教会が鳴っていた。ノリが良くて好印象。
女声は綺麗でした。
前半の洋物で少し気になったパート内でのバラつきは
ほぼなかったように思いました。
最後のラインベルガーは、
再びラテン語が分かりにくくなりました。
israelという言葉はあったのか?
「イッサエ」に聞こえて、個人的に気になりました。
もし無かったらなんの単語だったんだろうか。
israelという言葉は結構大事だと思うんだけどな。

全体を通しては、ハーモニーが良かったと思います。
多少の乱れではビクともしないのは、聞いていて安心感がありました。