TCMC第7回定期演奏会

シュッツのコーアムジーク。
個人的な好みで言えば、子音がもっとゴツゴツしている方が良いが、
難曲ばかりをピッチの乱れもなく歌い切るのは見事。
印象に残ったのが明るいアルトの響き。
曲の印象も良い意味で変わる。

ブルックナーのモテット。
ハーモニーは所々乱れるも概ね良い感じ。
パートバランスは?な所あり。ソプラノが弱い?内声以下が良く聞こえる。
テノール最後のアレルヤは決まったな。
難しい曲ばかり、お疲れ様です。

にじ色の魚。
学生が聴いていたら、間違いなくやりたくなるような
木下牧子のハーモニーは鳴っている。
惜しむらくはパートバランス。
ソプラノが弱いように感じた。
意外だったのは、アカペラと比べてピアノとハモっていないこと。
前半と後半で別の合唱団のようだ。そう感じたのは、僕だけだろうか?

良寛相聞。ピアノとのアンサンブルが出来ている。
ではさっきのは・・・。終曲、アカペラからのピアノぴったり。
その後のアンサンブルも聴かせる。ピアノとのハーモニーも美しい。
合唱とピアノはこう演奏するんだという演奏。
一体感は素晴らしい。