大阪市音楽団第94回定期演奏会

演奏会場へは開場と同時に入った。
座席は上手側1階席でF列だ。

よくよく考えると、
吹奏楽の演奏会に行くのは初めてだ。
楽器の経験が無いわけだから
当たり前なのだけれど。

滅多にないお客さん出来る機会なので
少しわくわくしながら席に着く。

まだ客席にはお客さんはまばら。
プログラムを見始める。

しかし、何だあの瓶は。

挟まっていたチラシを見ると
大きく「バッハ ロ短調ミサ」とある。
おぉ!どこが演奏する?
いつ演奏する?
・・・・・・自分とこのでした。
(はい、がんばります)

やがて会場は満席近くになる。
見渡すと若い人たち
高校生や、大学生が多い印象を受ける。

奏者入場後、デ・メイさん入場。

1曲目ウィンディ・シティ
映画音楽のような雰囲気。
実は、プラネットアース以外では
この曲がとても気に入ってしまった。
きらきら雪が舞い散るような雰囲気から始まり
印象的なフレーズを
アメリカ、それも摩天楼を
感じさせるフレーズを繰り返しながら
もう少し聞いていたい
と思わせながら、曲が終わっていく。

2曲目
エクストリーム・メイク・オーヴァー
pでこんなに聞かせるんだ
と嬉しい驚きがありました。
それになんと言っても
ティンパニがかっこいい。
破れるんじゃないかという勢いで
ドコドコ鳴らす鳴らす。
そして瓶。
なるほど、そう、使うのね。
しかも良くハモる。
マリンバのソロも素晴らしい。
とにかく飽きず楽しい。
若いときにこんな演奏を聴かされたら
今とは違う人生だったかもと
思うほど、吹奏楽の魅力を感じました。

そして本日のメイン
交響曲第3番「プラネットアース
第1楽章、広大な宇宙空間が
イメージされる曲。
ここで、我が合唱団の女声が
その声をあげます。
生命そのものではなく、
地球の産声か、
やがてその星に生まれるであろう
生命の兆しともとれる
声にならない声。
女声の声が出た瞬間
その世界に引き込まれました。
やがて、地球が形作られていきます。
全体を貫くフレーズも聞こえてきます。

続く第2楽章。
視点は宇宙空間から地球上へと
変化するのを感じました。
緑豊かな、命育む地球の風景。
見えるはずのない景色が
市音の演奏によって
紡がれていきます。
っていうくらい世界に浸っていました。

第3楽章。
どこからともなく
聞こえてくる
ウッドブロックの音に
人の存在をかすかに感じました。
ここで、女声合唱の存在が
かなり重要になってきます。
地球と共生している人類。
女声がギリシア語を歌っていることが
曲想と相まって思わず唸ってしまった。
女声合唱美しかったです。
吹奏楽との共演、少し心配していましたが
杞憂に終わりました。
フィナーレは圧巻でした。

市音の演奏と女声合唱
素晴らしかったです。
いやぁ、楽しかった。

至福の一夜でした。

携帯(au
最寄り駅から
電車に乗り込んでから気付く。

任天堂DS(英語漬け用)
今さっき気付く。

他にも何か忘れているような・・・。
楽譜はあった。

仕事で何か忘れてる?
どうなんだろう?