靫公園隣のカフェ

なかなか見事な借景。店内にある窓は、すべて靫公園の緑に覆われている。ここを選んだオーナーさんはすごいなあ。店内のインド音楽?も雰囲気にあっている。少し、ぼぉーっとして帰るとしよう。

2007年8月11日の夜中のことだった。

明日からの一日遅れの合宿の準備をしながら
NHKをつけていた。

”ぼくがいくさに征ったなら
一体ぼくは何するだろう
てがらをたてるかな・・・”

耳が惹き付けられ
見始めた。

すごく気になったが
準備も途中だったのもあり
携帯に「たけうちこうぞう」
とメモし、テレビを消した。

普通なら、それでおしまいになると思った。

翌朝、合宿へ行くべく家を出た。
向かう途中、
駅の書店に何気なく入った。
何を買おうと思ったわけでもない。
もう、出ようか、そんなとき
『ぼくもいくさに征くのだけれど』
が目に飛び込んできた。

本当に忘れていたけれど
気がついたら、手に取っていた。

こんな経験は初めてだ。
向こうから、近づいてきた
そんな感覚だ。

まだ、結論は出ていないけれど
僕自身が、
戦争とは何か
戦争がある日常とはどんなものか
戦争に征くとはどういうことか
それらを知る
大きなきっかけになるような
そんな気がする。

この出会いで、僕の中に
すでに化学反応が起こり始めている。

それが何を生み出すのか
まだ、分からない。