この700円に価値はあります

ルポ貧困大国アメリカ (岩波新書 新赤版)

読んで、正直
ショックを受けたと同時に
大して驚かなかった自分もいます。
ああ、そういうことかと。

生活、命、教育に関わる部分を
国が手放したら
どういう事になるか
本書を読めば、一端が
垣間見えます。

どこの誰にとって
都合が良いのか分かりませんが
教育を貧しくして
知る能力を奪い
生活力を奪い
搾取の対象とする。

自己責任の下に
医療を民営化し
一度の病気で
その生活を奪う。

この国が
保険証の制度に
手を付け始めたら
終わりかも知れません。

一人一人が
頭で考えて
何を選択していった方が良いのか
いかに大事か。

この本がもしベストセラーになれば
何かが変わるかも知れません。