あかん・・・

さすがに疲れが来ています。

東海道中はものすごく面白いけれど
ものすごくエネルギーを持って行かれます。

昨日のゲネでも、
終わった後、しばらく立てませんでした。
よく考えたら40分弱歌いっぱなしなわけで。

本番の時も、舞台袖に引っ込んでから
本当にふらつきました。
休憩中にバナナを食べて
少し回復しましたが。

じゃぁ、後先考えて
少し手加減するかなんて考えようもんなら
一気におかしくなりますがな。
もっと駄目になります。

毎回毎回、コンディションが
良いわけではないです。

そんな中でも、
あるラインよりは上で
歌えるようになってきます。

そのためには
手加減や手抜きはできないわけで。

そんなことをすれば
演奏会では後半に向けて
どんどん駄目になっていきます。

間違いなく。

手を抜かず全力で行けば
後半に行けば行くほど
調子は上がっていくんです。

こればかりは
経験がないと
分からないでしょうね。

自分の都合で歌っている限りでは
このことは一生わからないし
理解もできないでしょう。

演奏会というものを
経験していないと
手を抜かないということを
経験していないと
きっと理解できないでしょう。

コンクールとは
全く異質のものですから。

っていうかコンクールそのものが
「音楽」の本質から
かけ離れているんですが。
あんなもんはただの腕試しであって
一生やるもんでは
本来ないはずですがねぇ。

合唱だけですよ
毎年毎年、一般が出てきて
一喜一憂しているのは。

高校までなら良いけれど
一般でやっているのは
かなり違和感があります。

いい大人が
ユニフォーム着て
甲子園で
高校野球やっているくらい
違和感を感じます。
それも毎年毎年。

甲子園での野球が頂点であるかのように。