限界と可能性

今の自分に語れること。

仕事をしながら、演奏会活動をするということ
ソロとして人前に立つと言うこと
年間20回前後、演奏会があると言う日常

高校の時、コンクールで日本一になるということ
そのことが示す意味
過去の栄光にしがみつく醜さ

エヴァンゲリストとして見るバッハの音楽世界

モンテヴェルディのヴェスプロのテノールソロを通して見える世界

5日間連続の演奏会で追分節考のテノールソロをやるということ

体重が20kg弱落ちた前と後に変わったこと

普段とは気候が違う地で
移動と演奏会を繰り返すきつさと充足感

演奏会で手を抜けば
後半に行くに従い声が出なくなると言うこと

そのほか、書ききれない・・・。

自分が体験したことは
確信を持って語れる。

未知のことは推測するしかない。
その推測でなにを語るか。

そこにその人の
「今」がすべて出てしまう。

その自覚もないまま
さらけ出せば、
それはすべて自分に返ってくる。

表現することの
限界と可能性は
ここにあると思うんだな。