日常への分解能

時間の流れがゆっくりに感じることで
思ったことを少し。

一瞬として同じ時間はない。

こういう趣旨の文章や
誰かが話すのを聞いたりすることも
あるけれど、
実感として感じている人は
どれくらい居るだろうと思う。

日常の繰り返し。

これもよく聞く。
こちらの方が共感する人が
多いのかなぁ。

いつ頃、そんな風に感じ始めたのかは
覚えていないけれど
「一瞬として同じ時間はない」というのを
いまは実感としてある。

だから過ぎゆく時間の
一瞬一瞬が新鮮なのだ。

そう感じるまで、
自分の中にある時間の感度の分解能は
せいぜい1時間単位とか数時間単位
ひどいときは半日、一日単位だった。

通勤で職場と家を往復するときでも
その違いを拾えるほどの
感度は無かった。

今は、その違いが
よく分かる。

同じ時間帯に駅への道を通っても
一つとして同じ様子ではない。

空気も天気も風も気温も
自分の体調も
考えていることも
全部、日々変化している。
1秒1秒違う。

そうなると、起きて
町を歩いているだけでも
濃密な時間が流れるのだ。

しかも、それに慣れることがない。
同じでないんだから。

おそらく時間の流れを
遅く、長く感じる原因の一つは
これではないかと
ある日帰りの道すがら考えた。

走った感じないな。

平均時速:8.8m/h
距離:3.97km
消費カロリー:273Kcal
平均心拍数:149 最大:165
時間:27分10秒4

今日はのんびり走ってみた。
平均心拍がだいぶん落ち着いてきた。

体重は思ったより落ちないが
今は基礎代謝をじっくり上げるとしよう。

やっぱり走るのは
気持ちいいな。