良いドラマだった

SFとしてのさじ加減も
個人的には好みだった。

終わりも
過剰でもなく
不足でもなく
良い着地ポイントだった
と思った。

なにせ、10年後の未来から
未来の夫が来て
過去の自分との出会いを阻止するっていう
お話なわけで。

そもそも、どう会うんだ?

10年前に来たは良いけど
そこで、帰るまでどうやっていくのか?

そもそも、結婚するなって
どう、現在の妻になる人に
伝えるのか?

じんわり染みるドラマでした。
上戸彩さん良かったなぁ。

昨日終わったドラマを見て
少し思ったことを。

タイムマシンがあったとして
過去の自分に会いたいか?
後悔していることを
未然に止めさせたいか?

いずれも”No”だ。

強いて言うなら、
自分が出ている演奏会を
聴いてみたい気がする。
ただ、ドラマの設定のように
過去の自分に近づくと
調子悪くなるみたいなので
それは無理か。

今の記憶のまま
過去に戻りたいか?
といわれれば
それも”No”だ。

今までの人生をもう一回やるなんて
考えただけでも、
どっと疲れる。
一回で十分だ。

もちろん、失敗なんて
数え切れないほどある。
でも、それを過去に戻って回避しようとは
思わない。

失敗も思い出だから。

昨日終わったドラマでは
設定はSFでも
解決法は、
実に普通の人間ドラマなところが
良かった。

現在は過去の延長だ。
過去は変えられない。
けれど、未来へ向かうベクトルは
いかようにも変えられるのだ。

とりあえず前向いていこうと思う。
たぶん、後ろを見ている暇は
あんまり無いような気がしているので。

僕は、インターネット上に
かれこれ十年以上日記を書いている。

mixiの前は、
適当なCGI見つけて来て
それで書いていた。
その、約十年分のインデックスがこれ↓
http://www.collegium.or.jp/~gabe/main/old-index.html

図らずも、10年前の自分が見え
10年間の自分と対話できる。

10年前の自分は
小鼓を買って、万歳流しに
挑戦しようかという時だったようだ。
かなり練習したので
小鼓ダコが出来ていた。

今と変わらず、
バタバタしていたようで。
30歳の僕は。