いよいよ始まりました・・・

日の練習から、いよいよ本格的にバッハのヨハネ受難曲の練習が始まった。何でも、シュッツ合唱団で演奏するのは、今度で10回目になるそうな。このページのタイトル通りの日々がいよいよスタートです。


 先週の室内合唱団の練習でも少し歌ったけれど、のどが回復していなかったのと、曲の途中からただったので、最初から歌い始めた昨日の練習がスタートと言っても良いだろう。実を言うと、最初の第一声は緊張したのだ。験を担ぐわけではないけれど、最初にこけると、結構引きずるもんなのだ。テノールとしては別に高くはない上のGの音から始まるフレーズが、ヨハネエヴァンゲリストの第一声だ。


 まさか自分がエヴァンゲリストをやらせてもらえるなんて合唱団に入った頃に想像もしなかったし、ましてやヨハネ受難曲でもやらせてもらえるわ、秋にはマタイ受難曲でもやらせてもらえるなんて・・・。良い意味で人生って不本意だ。


 仕事の方でも、あえて忙しくなる方向にチャレンジすることになっている。きっと何年後かに今を振り返ったとき、この選択の善し悪しがはっきりするんだろうな。ま、悪くなるとは今の時点で思ってはいないけれど。声楽科出たとしても演奏できるチャンスの少ないエヴァンゲリストをやらせてもらえるなんて、大変だけれど幸せだ。