久々にお客さんしました

昨日はSCO(シンフォニアコレギウムOSAKA)の演奏会だった。
ってかくと、少しよそよそしい感じがしますが
音楽活動を共にしている仲間の演奏会だった。

結論から言うと、おなか一杯になる演奏会だった。
僕は、クラシックをいつも聞いている人ではないので
その立場からの感想を。

指揮者の棒とあれほど合っている、
乱れがほとんど聞こえないオケは
あまり聞いたことが無いように思う。

以前、ベートーベンの交響曲を聴いているとき
あぁ、っていう微妙な乱れがあったように記憶していたけれど
今回は、そういうところは見受けられなかった。

17番。
16歳の時に書いた曲かぁ・・・。
それを専門としていたとはいえ、高校1年の時ですよ。
聴いていて思ったのは、音の大幅な跳躍は少ないのに
その流れから、イメージがどんどん広がっていって
美しいメロディが紡がれる、そんな印象を持ちました。

ピアノ協奏曲は、太陽さんのピアノを堪能させてもらいました。
聞こえてくる音は結構熱いのですが
引いている姿が非常に淡々としていて
そのギャップが面白いなぁと思います。

ピアノ協奏曲を聴いたのが初めてなので
比較は出来ないんですが、あれだけ
オケとピアノの息が合うのは
すごいことなんだろうなぁと思いました。

玲子さんバイオリン協奏曲は、何も言うことはありません。
バイオリンの奏でるメロディを聴いているだけでも
何かすごい得した気分を味わえました。
バックに控える管奏者も充実していますので
何楽章かは忘れましたが、
バイオリンから投げかけられたメロディを
巧みにキャッチして次に投げていく様子は
聴いていて楽しかったです。

最後の40番。
1楽章しか聞いたこと無いです(^^;)
2楽章からは未知の世界です。
(というか演奏会全体で聴いたことあるのは、これだけ)

で、途中から不思議な感覚に襲われました。
特に最終楽章は、途中から
ベートーヴェンを聴いている錯覚に襲われました。

もちろん1楽章からその片鱗は感じましたが
最後になるにつれ、そして曲が終わったとき
今日はモーツァルトの演奏会だよな?と
自分に言い聞かせたくなる感覚に襲われました。

前から、ハイドンモーツァルトをよく聴き間違えていましたが
今回の演奏を聴くと、モーツァルトベートーヴェン
間違えてしまいそうです。

と、以上が演奏会の感想です。