モンテヴェルディ演奏会
呉竹にあるホールでの演奏会。
●モンテヴェルディのマドリガーレ
言葉、文のまとまりなどの
フレーズが目に見えるような
演奏だった。
マドリガーレが楽しみになってきた。
●ビクトリア レクイエム
40分以上になる大曲。
今回はテンポ設定で
これよりも長くなったらしいが
長さを感じない演奏だった。
言葉もよく分かり、
それにどんな音楽が付いているのか
手に取るようにわかり
すごく楽しめました。
改めて良い曲だなぁと思える
演奏会でした。
●野平一郎「日本のうた」
面白いというか、
変わったというか
曲は面白いですね。
ぱやぱやはシュールでした。
●柴田南雄 追分節考
今回、一番の楽しみでした。
聞くのは17年ぶりです。
追分セットが舞台以上にあり
うちわが出るのに
何もしないのが、すごい違和感。
女声のハモリ「1」、
「う」「尺」で始まる。
いやぁ、お客さんは
この世界を感じていたのね。
モンテヴェルディ合唱団は
決して人数の多い団ではないです。
しかし、結局ぜんぶ出ましたねぇ。
少ない女声から「け」まで。
これだけの追分が聴けることに
幸せを感じました。
そして、この追分をやった
良い影響が、
この日の最初の3つの
ステージに出ていることにも
気がつきました。
やっぱりすごいな、
柴田作品。
次回も楽しみです。
ちょっとうれしい。
中古だけれど、原本が読みたかったので。
イギリスの古本屋さん(?)からです。