ここ数日のこと

21日、24日と本番があった。どちらも、違う曲目。21日は、音大主催のセミナーで千原英喜作品の演奏だった。千原先生と当間先生の二人による講義を含めたもの。24日は、日生中央での小さなコンサート。響きの難しい会場で立ち位置を決めるのが大変だった。どちらも、曲目が重なっていないのと練習時間がほとんど確保できなかったので思ったより大変だった。ただ、これ以後ようやくロ短調ミサに集中できる。今年も残すところ本番あと3つ。ホントに今年は早くて長い。もう一つ。昨日、元相方から彼女の家にあった僕のものが送られてきた。2ヶ月目にして初めての反応。結構色んなものを貸していたことがわかった。これからどうするのかに関しては記載なし。それが、ここ数日の話。

昨日、大阪薬大の定演を聴きに行った。

演奏は、若々しい
あぁ、学生だなぁと思える演奏。

ハッとさせられる部分も多くあった。
ロビーコールが一番リラックスして
良い演奏ってのは
今も昔も変わらないなぁ
と思いました。

その演奏会の中
最後のステージで
感極まったのか、何人かの学生が
泣きながら歌っていました。

涙か・・・。

ステージで思わず泣くって
久しくないなぁ
と、というか
ステージで泣いたことあったっけ?
等と考えながら、
泣いている彼らを見ていた。

泣きながら歌ったのは
玉美さんの葬式の時だけで
音楽葬の時は泣かなかった。

ステージでは泣かないように
心がけている。
でないと声に影響するからだ。
聞いてくれる人がいる限りは
歌に影響するような事は
避けなければならない。

だからといって
泣いちゃいけないということではない。

彼らの涙は、好ましいものに思えた。
その時、その瞬間にしか流せない涙だから。

きっと青春なんだろう。
それが。