退屈ということ

たいくつ 0 【退屈】
[一]
(1)何もすることがなく暇をもてあます・こと(さま)。
「―をまぎらす」「―な日々」

幸か不幸か、もてあます暇はない。
この20年くらいは。

(2)飽きること。つまらないこと。いやになること。また、そのさま。
「―な講義」「人生に―する」

飽きる?これはあったのかなぁ?
としばらく考えないと思い出せないということは
これもないのか。

[二]
(1)疲れていやになること。
「寄手の兵多くは―してぞ見えたりける/太平記 7」

疲れることはあっても、いやになることはないなぁ。

(2)困難におそれしりぞくこと。
海上の兵船、陸地の大勢… 聞きしにも猶過ぎたれば… ―してぞ覚えける/太平記 16」

へぇ、こんな意味もあったんだ。
びびって、引くということか。
びびることはあっても、引くことはないな。

(3)〔仏〕 修行の苦しさや困難さに、精進努力の心を失うこと。〔[二](3)が原義〕
[派生] ――さ(名)

失いかけたことはある。が幸い、なくなることはなかった。

少なくとも、この20年近く、
退屈したことはなかったな。

良いことも
嫌なことも
盛りだくさんなので
退屈している暇は
ないんだろうな。

加えて、
シュッツに入ってからの15年は
ステージを通して
いろんなものを
突きつけられ
続けているわけで
退屈とは無縁ともいえますな。

ちりとてちん

Box2が届いて、
見ておりますが
印象に残る台詞が
たくさんあります。

草原兄さんが喜代美に
「落語をやりたいんか
落語家になりたいんか
どっちや?」
といいます。

最初テレビでこのシーン
見たときもハッとしました。

自分の中に
喜代美的なものをみたり
草原兄さんを重ねたり、
ほんまにようできたドラマです。

職場では企業さんの
集まりをお世話しています。

〜研究会という名称が
多いのですが
僕の専門分野でも
研究会があります。

規模は数ある研究会の中では
最大規模で
唯一、事務局で
お手伝いの人(女性)に
週2か3くらいのペースで
来て貰っています。

その人が、
もうそろそろ辞めようと
思っているのを
本人から聞きました。

え〜そんな残念ですと
言うと
でも、もう11年よ、と言うでは
ありませんか。

正直、素で驚いてしまいました。

そんなに経っている自覚が
まったくなかったので。

でも話を聞いていると
確かに11年経っていました。

早いんだか
長いんだか
よく分からなくなってしまいます。