よく考えたら

僕は、
シュッツ室内合唱団が演奏する
シュッツのドイツマニフィカートを
聴くのは
初めてかもしれません。

93年に入団しましたが
当初から
室内合唱団で
歌わせて貰っていたので
「聴く」という機会は
このころから
あまりなかったと思われます。

この年、ゴールデンウィーク
演奏旅行があり
初めて
シュッツのドイツマニフィカートを
「歌って」います。

なので、昨日
会場で聴きながら
あれ、
歌わんと聴くのは
初めてちゃうかと
気づいたわけです。

それこそ、歌った回数は
数えきれません。

しかし、聴く機会は
ほとんどないんですよね。

体調を理由に
演奏会に立たないのは
ほとんどなく
出られないときは
来られない
場合がほとんどで
あんな風に
聴くのは、
本当に久しぶりでした。
(学生の時以来かも)

聴きながら
いろいろと考えてしまいました。

以前と比べれば
良くも悪くも
耳が肥えてしまっています。

昨日の演奏も
気になるところがないかと
言われれば
ないこともないですが
それより
こんな熱い演奏をするんだ
と改めて分かりました。

この熱さは他にはないなと。
本当の本気とは
こういうことなのかと。

モンテヴェルディ合唱団も
ビクトリア合唱団も
良い演奏をしますが
この熱さには至っていないと
感じました。

いろんな意味で
昨日の降り番はよかったと
そう思いました。

はよ、なおします。