限界は無限・・・・

歌は面白いし
時に、厳しい面も見せる。

何の気まぐれか
自分の持っている以上
奇跡のような瞬間を
見せたかと思えば
今の自分の実力を
思い知らされる瞬間も
同時に訪れる。

しかし、
その経験から
逃げなければ
目をそらさなければ
確実に前に行ける。

一生懸命やっていれば
将来、
それが遠いのか
近いのか
その時は分からないけれど
今の自分以上の
演奏ができたりする。

まるで目指すべき峰が
厚い雲間から
一瞬見えるように。

そこへ到達するには
一生懸命を
重ねていくしかない。

やがて、
かつての限界が
自分の最低ラインになってくる。

必死に
逃げずに。

一瞬垣間見えた
自分のポテンシャルを信じて
先へ進む。

自分の「生」が終わるまで
どこまで行けるか、
わからないからこそ
生きるのは
面白いと思うのだ。

演奏するという行為は
止められないのだ。