名古屋ビクトリア合唱団第3回教会コンサート

五反城教会での演奏会の感想を。

この前後で、気候の変動も激しく
急に気温が下がるなど
演奏会をするには
厳しい中での本番だった。

僕が聞いたのは2階席、中央付近下手側。

ブクステフーデのオルガン演奏から始まる。
たしかこのブクステフーデって
娘をバッハに嫁がせようとして
失敗した人だったような気がする。
閑話休題

オルガンって面白いなぁと
思えた。エコーの表現など
楽しめた。
こんな立派な音がなるオルガンが
あったんだ。来年から楽しみ。

attacaでグレゴリオ聖歌
生で聞いたのは2回目か?
最初はシュッツに入る前、1うん年前。
で、今回。

面白いですねぇ。
こんな感じでお客さんは聞いていたのね。
男声もいい音で鳴っています。

お客さんは少し驚いていたかも知れません。

その後、ビクトリアのモテット。
人数が増えましたな。
安定した響き、ハーモニー
うまいです。
もちろん、個々の気になる声は聞こえますが
各パートに、しっかりした人がいるおかげで
ぶれない印象。

その後、第4旋法のミサ曲。
始めて聞きましたが
面白い曲でした。
ソロの詠唱も頑張ってました。

その後再びオルガン。

出入りが少しぎこちないな。
オルガン、やはり面白い。

バッハのKomm, Jesu komm
演奏はアカペラで行われた。
彼らにとっては初めての演奏のはず。
最後まで破綻することなく
安定した演奏。

難しい曲なので、
個々人の発声の都合で
和音の乱れるところは見受けられたけれど
あそこまでの演奏ができる合唱団は
それほどないだろう。

次にこの曲を演奏する時が
とても楽しみだ。

ここで休憩。

後半は、いろんなAveMaria。

ダブルコーラスでの演奏で
少し疲れが見えた。

千原さんの男声合唱、良い響きでした。
来年一緒にやるのが楽しみです。

女声のダブルコーラスも
興味深い曲でした。

ビクトリアのダブルコーラスが終わった時点で
プログラムにない休憩が入った。

会場の空調による乾燥と
疲れによる休憩だ。

その後の千原さんの
「きりしたん天地始之事」は
調子も復活、良い演奏でした。

実はこの曲だけは
ゲネを聞いていましたが
本番が断然良かったです。

ライブで良い演奏が聴けるのは
本当に幸せを感じます。

おそらく社会人の比率は
以前に比べれば増えているでしょう。
演奏会に出られなかったメンバーもいた
と聞きました。

そんな中で、毎回毎回
演奏のレベルが上がり続けているのは
凄いなと思いました。

わざわざ行く甲斐がある
演奏会でした。