子供の貧困

http://mixi.jp/view_item.pl?id=1137156

読んで、あぁ、やっぱりかと思った。

ここでは、子供を起点にして
施策を行っていくことを主張している。

今ある少子化の問題
ニートワーキングプア
格差、ホームレス
実は大人の抱える問題へと
波及しているんだと。

この本を読んで思ったのは
問題の上流にさかのぼって
元を正していく施策を
本当は取っていかなければならないんじゃ
ないんだろうかということだ。

場当たり的に末端の問題に対処するのではなく
その問題の本質をとらえるのだ。

その意味ではこの本は示唆に富んでいると思う。

社会全体で子供が
自分の足で立ち上がって
自立していくまでをサポートする。
そうすることで、力のある
社会の構成員を増やしていくのだ。

時間はかかるかもしれないが
貧困で未来を見失う人を増やすよりは
よほど良いのではないか。

核家族化して、子供を見ているのは
親だけになってしまった。

昔は、両親、祖父母、親戚などが
大勢で見守ることが出来たが
それは今、かなわない。

ならば制度として、
その役割を持たせ
果たしていく。

そんなこと、ちゃんと言う政治家は
いないんだろうなぁ。