学会発表終了

昨日のこと。

発表の時間、平行して
シンポジウムも開催されていたので
聴衆少ないかなと
思っていたけれど
予想以上に人がいた。

その後、シンポジウムと
ほかの発表を聞いた後
府立大へ向かった。

前日の練習後の飲み会で
エヴァに発声講座をしに行くと聞いた。

それを聞きに行くことにしたのだ。

中百舌鳥あたりまでなら
何度か来ていたけれど
そこから府立大の
中百舌鳥門に向かうのは
ずいぶん久しぶりだった。

距離感も思い出せないまま
歩き始めた。

記憶が徐々に蘇る。

変わったところ
変わらないところ
つぶれた店
新しくできた店
当時のたたずまいを保っている店
いろいろだ。

あぁ、小学校、あったあった。

おそらく15,6年ぶりなんだろう。

大学に着くと、
門がきれいになっていて
見慣れない建物も。

機械科の建物は
何も変わっていなかった。

きれいになっていたのは一部で
後は、ほぼそのままだった。

教室が離れすぎてて
次のコマに遅刻しそうになった
なんてことも思い出した。

あぁ、自分はここに
通っていたなぁ
としんみり思い出したりした。

当間先生の講座後
後輩たちと飲みに行った。

後輩といっても
卒業以来、練習を見に行ったこともなく
彼らと会うのは
シュッツの演奏会後の出待ちでなので
先輩、後輩という感じには
最後までならなかった。
良くも悪くも。

年齢は僕の半分くらいの子達である。

ということは
当間先生と僕の年齢差と
ほぼ同じくらいになる。

つまり
先生と出会った頃の
先生の年齢に
僕は、なったということか。

先生からは
僕がこんな風に見えていたんやなぁ
と、彼らを見て
そんなことを考えたりした。


金曜ロードショーにて。
8年経ったんですね。

その日に書いた日記。

2001年9月12日(水)
『忘れないために』
2001年9月11日現地時間 午前9時ごろ
ニューヨーク世界貿易センタービルに、
ハイジャックされたと思われる旅客機2機が
相次いで、同ビルに激突、炎上し、約1時間後
相次いで崩落、多数の犠牲者を出した。
 
練習が終わって家に帰ったのは10時頃だった。
 
テレビをつけると見たことのある風景、
そして画面中央の2つのビルは
尋常じゃない黒煙を吐き出していた。
 
新宿ビル火災の記憶が新しかったこともあって
大変なビル火災だと最初は思っていた。
 
どうして、こんな火事になったんだ?と
思っていた。
 
 違った・・・・。
 
次の瞬間テレビ画面に、ビルに突っ込む
旅客機の映像が映った。
 
なんてことを・・・・。
 
無差別テロだった。
 
一般乗客の乗った旅客機をハイジャック、
そして、それもろとも、ビルに突っ込む。
 
もはや、タブーは無くなった。
そう思った。
 
人殺しに理性があるなんてあまり考えたくはないし
テロリストに倫理観というのも、おかしな感じが
するけれど、なんかここを越えてはいけない
一線みたいなものがあったのではないか
 
でも、今回の行為はその一線を軽々と越えてしまった。
 
乗客を乗せた旅客機を爆弾にしてしまったのだ。
標的は5万人の人々が働くビル。
 
敵の虚を突くという意味で、今回の作戦は
恐ろしく周到だ。
旅客機をいちいち警戒するなんてことはしないからだ。
これを防ぐことなんてまず不可能だ。
 
仮にその旅客機が、何かをねらっていると
事前に分かったとして、いったい何が出来ると言うのだ。
 
しかし、これを考え実行させた人物は
悪魔に等しい。人間と呼ぶにはあまりにもおぞましい。
 
おそらく、この日を境に、好むと好まざるとに関わらず
歴史の流れが変わっていく、そう、後世の人間から
判断されることになるだろう
そう思った。

平均時速:9.7m/h
距離:2.11km
消費カロリー:164Kcal
平均心拍数:158 最大:172
時間:13分10秒9