「夜」を取り戻す

とりとめもなく。

昨日の続きになるかも。

この国の特に
都会では
夜を忘れてしまったかのような
錯覚に陥る。

そして、
夜を失っている人が
多く存在するように思う。

政権が代わって
少子化に対する問題で
子育て支援などを
打ち出しているが
このニュースを聞く度に
こんなことで本当に
解決するんだろうか?
と思っていた。

それより、昔、この国にあった
「夜」を取り戻す方が
先なんじゃぁないかと
思ったりする。

24時間やっていることで
収益を上げることに
どこよりも早く着くことを売りにして
収益を上げることに
消費者からNOを突きつけないと
この国の「夜」は取り戻せないような
そんな気がしている。

人間も生物なのだ。
ずっと覚醒していることは
不可能だし
異常なことだ。

その集合体である
村や街や、都市や国も
また大きな意味で
生き物だと考えたら
覚醒し続ける状況は
これもやはり異常なことではないか?

もちろん、心臓の脈動
絶えず続く呼吸
正常に働く内臓器官は
絶える事なく続く。

都市にもそういった機能は
不可欠だ。

でも、今の状況は
都市が不眠症に陥っているように
思えてならない。

「夜」は必ずやってくるが
それを享受することは
必要だと思う。

個人的には、少子化の原因は
「夜」が消え失せつつあることに
あるのではないかと
思っている。

人の心がささくれ立っている
余裕がなくなっている原因も
「夜」が消え失せつつあることに
あるのではないか。

それはお金でもなく
効率でもないのだ。

生きる上での余白
それが「夜」なんじゃないか。

そんなことを
朝日のまぶしい
通勤電車の車窓の景色を見ながら
考えた。

なんか、えらく走ってしまった。
水分補給が少なかったからか
走り出して、しばらく
ふくらはぎがつっぱたり。

ゆっくり走ったつもりが
いつもより速くなってしまった。

まぁ、こんな日もあります。

平均時速:10.0m/h
距離:4.14km
消費カロリー:329Kcal
平均心拍数:158 最大:178
時間:24分49秒3