演奏旅行日記2 さぁ、出発

直前の土日が合宿だったため
準備があまり出来ないまま
期日が迫ってきた。

しかし、出発前日に
休みを取っていたこともあり
何とか準備完了。

動向の2人にも、
往路の経路や注意点をメールするのも間に合った。

ルフトハンザ組が集合したであろう時間に
朝食を取り、
荷物の最終確認をした後
少し早めに家を出た。

いつものリュックにもなる
キャスター付きカバンと
ボストンバック1つだ。
ただ、ボストンバックには
かなり余裕があった。

持ち込み荷物は
キャスター付きカバンにするつもりだった。
ここに衣装一式を入れてある。

徒歩で大阪駅に向かう途中で
サイズはギリギリ行けるが、
持ち込み荷物としては大きいなぁ
という思いが強くなり
さらに、
ボストンバックの余裕も引っかかり
急遽、家に引き返し
荷物を詰め直した。

結局、荷物は
キャスター付きカバン
衣装ケース
キャスター付きカバンと合体する小さいリュック
とシンプルになった。

再び駅へ向かう途中で
ぶんちゃんから電話があり
大阪駅から合流して
関西国際空港へ向かうことになった。

つづく・・・

同行の、みやこさんとは
結局、関空の改札で一緒になった。

早速チケットのカウンターへ。

パスポートを提出し、
チケット発行とチェックイン。
ここで、関空〜上海、
上海〜フランクフルトのチケットが発行された

軽く昼食を取り
少し店をブラブラした。

この時、目覚まし時計を購入したが
結局使わず。
使わなかったことに気づいたのは
帰国してからだった。

出国手続き後、
出発ロビーへ。

全部で3人しかいないので
演奏旅行という感じは
あまりしなかった。

飛行機は思ったより小さく
国内便程度。
乗ってしばらくして食事。

ビーフかチキンを選ぶんだったと思う。
ビーフを選ぶと
すき焼き風のおかずと
そばが付いてきた。
ふつうにおいしかった。

機内で、ぶんちゃんが演奏旅行のために
新しく購入したデジカメをいじったりしながら
時間を過ごした。
持ち主よりも先に、写真撮ってしまった。

日もすっかり暮れた頃
海浦東(ブドン)空港に到着した。

滑走路が相当広いらしく
着陸してからのタクシングの長いこと。
途中、道路?らしきところを横切った。
なぜなら車が信号待ちをしていたから。

飛行機はターミナルに直接は着かず
バスに乗ることになった。

少し外に出ると、
工作機械のクーラント(冷却液、冷却油)が腐ったような
懐かしくも、長くは吸っていたくない
そんな臭いが充満していた。

バスに乗り込むと、
おもむろに、ぶんちゃんが
ぶ:「空港で、少しお時間をいただきたいんですが
よろしいですか?」
僕:「ええよ、トランジット5時間もあるし・・・
どないしたん?」

つづく・・・

ターミナルへ向かうべしと
バスが動き出してから

ぶ:「デジカメを席の前のポケットに
忘れてしまったみたいで・・・」
僕:「え?!、あかんやん。」
ぶ:「機内でさわった後、そのまま
前のポケットに入れたみたいです」
僕:「一応、忘れもんは確認したけど、前のポケットは
思いもよらんかったなぁ。着いたら聞いてみよか」

今にして思うと、ちょっと強引でも
飛行機まで引き返してもらった方が
良かったのかもしれません。
3人とも日本国内の感覚でいました。

ターミナルへ着くと、
日本人だけ集めたツアコンのような人がいて
関空での発券の時、
渡したシールと同じ人で集合してください
といわれていたので
とりあえず集合。

カメラのことをその人に訊いて見るも
自分はただの添乗員なので
と取り付く島もない有様。

最終的には、
そのシールの集団は
別のツアーで、
関空中国東方航空の人は
我々に間違って渡した模様。

いったん入国して、
1階にある航空会社と思われるカウンターに
問い合わせてみる。
すると4階に行けと。

4階にあるチケットカウンターに行く。
機内に忘れ物をした旨を伝えても
「だから何?」
といった感じ
「どうしたいのか?」と質問され
「そのカメラを探して見つけたい!」
といったところようやく話が通じる。
(忘れ物があったという事実だけではだめだった模様)

最終的には航空会社の
スーパーバイザーのカウンターに行った。
日本人のスタッフはいないようで
英語で何とか問い合わせてもらった。
明日もう一度これるか?と
言われるも、今日未明には
フランクフルトへ発つので無理だ。

窓口のお姉さんは
一応当たってくれたが、
該当する席、便から見つからなかったとのこと。

お礼を言い、窓口を後にした。

ここまで、到着から1時間以上は経っていた。
全体的にちょっとテンション落ち気味である。

事前の調査で、到着するターミナル1は
あまり見るべきところがなく
ターミナル2の方が新しくて
お店も多いと言うことなので、
時間もあるし探検しようと提案した。

つづく・・・・・