演奏旅行日記5 オプショナル上海

気を取り直して
建物としては新しい
ターミナル2へ向かった。

空港全体が大きいので
結構な距離だ。

途中、リニアモーターカーの駅があったが
終電が9時頃と聞いていたのと
忘れ物で時間をとってしまったので
駅だけ見て、第2ターミナルへ。

が、時刻が午後8時を過ぎていたので、
店はあるにはあったけれど
閉まっている店が多かった。

開いている店も、
価格を見ると
中国らしからぬ価格。

見て回るだけでも行こうか
と、さらにムードが停滞気味になっていたとき
電光掲示板の文字に
目がとまった。

リニアモーター最終
午後9時42分・・・・。

表示が順番に変わる掲示板だったため
見間違いもあると思い
もう一巡確認。

リニアモーター最終
午後9時42分・・・・・と中国語で。

行けそうだ!と
半信半疑の二人を説き伏せて
有無を言わさず、
往復のチケット3人分
240元で購入、
僕しか中国元を持っていなかったので
奢ることにして乗り込んだ。

乗務員の対応は今ひとつなものの
車内はきれい。

程なく、車両は夜の上海の街へ
音もなく動き始めた。

加減速はスムーズ、
ブレーキの引っかかりもない。
あれよあれよという間に
300km/hの高速巡航。



特にカーブで加速を続ける
しかも300km/hまでっていう乗り物は
今まで乗ったことがないので
それだけでも興奮した。

8分弱で「地下鉄2号線龍陽路」へ。

せっかくなので、ちょっと降りて
ほんの少しだけ
上海の空気を。

いわゆる上海の風景には
お目にかかれなかったけれど
少しだけタッチできたという
満足感あり。

空港へ向けた最終便に乗り込んで
再び空港へ。

ちょっと沈みがちになっていた
雰囲気も幾分マシになった。

空港に戻り駅を出て驚いたのが
目の前にあったローソン。

内装もそのまま
売ってある商品も、大半が日本製
値段も日本と変わらず。
(若干高い?)

何も購入せずに、ターミナル1へ。
再度、スーパーバイザーで
忘れ物のデジカメのことを尋ねるも
出てこず、そのまま
出国審査を経て
出発ロビーへと向かった。

ちっともヨーロッパに行く気配がないまま
つづく・・・

出発ロビーに行くと
ドイツ人だらけだった。

とりあえず、フランクフルトに行くのは
間違いないようだ。

手荷物検査で
毎回水分を没収されるので
ここでも購入することに。

しかし、
ウーロン茶1本25元て・・・。
(日本円で300円くらい)
ここは富士の山頂か!って
つっこみを入れたくなる気も。
しかもサントリー

背に腹は代えられぬため
3本購入。味は一緒。

少し離れたところに
はんこを彫ってくれる店あり。
しかし、良いのは日本円で5000円ほど。

手持ちはあるにはあるが
行きで使いすぎるのもなぁ
ていうのもあり、
眺めるだけにしておく。

5分で出来るよ、と日本語で言われたときは
少し驚いた。

日本人で頼む人が多いんだろう。
判子だけに。

海浦東空港内は、
物価は日本と変わらないもしくは
若干高め。

中国に来たありがたみに関しては
あまりない印象。
まぁ、メインは上海ではないので
良いのだけれど
少しがっかり。

しばらく待つものの
出発の気配なし。
なんでだ?と思っているところへ・・・・・。

中国人とおぼしき団体客が・・・・。

君らかい!
遅れている原因は!

しかも待っている人より先に
どんどん機内へ。(^^;)

手にでっかい水筒持っている人いたけど
よく手荷物で引っかからなかったなぁ。
時間ないから素通りか?

まぁ、何にしても
予定より30分以上遅れて
(予定では午後11時55分発)
飛行機はフランクフルトへと発った。

つづく・・・
ようやくヨーロッパ編か?