若いとは

一所懸命ということだ。

当間先生が合同ステージを指揮する
ジョイントコンサートに行ってきた。

ジョイントコンサートを聴きに行くことそのものが
かなり久しぶりのような気がする。

出演に至っては
20年近くしていない。

伊丹のアイフォニックホールは
2度目か。
以前一度、高校の後輩の指揮する
天上花火という合唱団の定期演奏会に来て以来だ。

会場は結構埋まっていて、
下手上の方に座った。

開演目前に、千原先生が
隣良いですか?と聞いてきたときは
驚いた。

席の確保なしかよ、
ジョイントのスタッフさん。

奈良女子大学
昔とカラーが変わってないように
思えて、相変わらず、
手堅い演奏。

大経大グリー、
僕が覚えている頃からすると
ずいぶん減った。
「花に寄せて」は混声版も良いけど
作詞の星野さんのことを思うと
男声が合うなと思った。

大大大。
昔は大谷女子で、谷女っていう
言い方で覚えていた。
混声になったんだ。
指揮者が変わったり
曲目が変わったりと
ちょっと?だった。

近大グリー。
やっぱり人は減ったか。
出来にかなりのばらつきはあるものの。
予想以上の熱演。

最後、合同の
雨ニモ負ケズ
揃ってなかったところもあったし、
ハモリも崩れた箇所があった。
予想に反して崩れなかった箇所もあった。

けれど、一所懸命だった。
良くも悪くも若い演奏だった。

でも、小手先でなく
全力を感じたので、
そこだけでも満足した。
千原先生が仰ってたように
宮沢賢治はきっと喜んだろう。

若い頃は、
とりあえず、一所懸命であれば
それで良いんだと思った。
それが価値なんだと
今日聞いて思った。