映画放談「神様のカルテ」

若き研修医のお話。

医者という仕事の大変さが
少し分かったような気になる。

当直後、そのまま通常勤務があり、
36時間勤務がざら、
という世界。

しかも、仕事の相手は、
病気や怪我を負った人。

映画の中で、地方病院と大学病院、
医局に入るのか入らないのか
という選択と対立も少し描かれ、
医療業務以外に、これだけ色々あるのか
と少々食傷気味になった。

身近に、お医者さんの知り合いがいるので
しかも、映画に出てきた主人公くらい年齢なので
彼らがこれに近い状況にあるんだなぁと
他人ごとでは見れなかったのもある。

主人公の櫻井翔さんと、
奥さん役の宮崎あおいさんの
やり取りも、映画の雰囲気を
なんとも良いものにしていた。

原作を購入して、読了。
映画を見た後だと、
本を通じて声が聞こえ
映像も見えてくる。

キャスティングは大成功でしょう。
映画の脚本もうまくまとめていたと感じました。

主人公が立ち止まり迷う中で、
明るい方を指し示す細君の存在は、
好ましいものに、私の目には映りました。

宮崎あおいさんが、その細君を
好演してたのも印象に残ります。

これからも、邦画が楽しみです。

p.s.
盛んに宣伝してましたが、三谷幸喜氏の
「ステキな金縛り」も面白そうだ。