おそろしく手間のかかった本
まず、これをまとめ上げた
百田氏の仕事に敬意を表したい。
歴史なので、諸説あるだろうが、
この書籍の意義は大きい。
特に近現代史は、この本の7章以降で
流れがつかめると思う。
本来は歴史学者の仕事なんだろうが、
それを望むのは難しいことは本書を読めばわかる。
なんだかいろいろ言っている筋(左)もあるようだが、
内容を見る限り、
偏った書き方にはなっていない。
この内容がどう見えるかが
ある種リトマス試験紙になっているんだろう。
この書籍をきっかけとして、
他の人が書いたものを読むことをお勧めする。
今は、廃刊になったものでも、
Amazonや、古本のネットワークで手に入る。
今、世界で起こっていることを見つめる上でも
若い世代に読んでほしい1冊。