30周年記念演奏会終了

なんとか無事に終わりました。今回はどうなるかとかなり肝を冷やしましたが、10日前に木下牧子さんの曲が上がってきて、目処がついた感じでした。先が見えれば、やることは自ずから決まってきますから、どんだけ大変だろうと何とかなるもんです。

シンフォニーでやるのは25周年記念演奏会以来なので5年ぶりになります。今回演目に入っている柴田南雄先生のシアターピースは、5年前の演目とかぶっているのもあり、自分自身がどの程度前に進んだのかといういい指標になった。特に「萬歳流し」に関しては、より見せることを意識して出来たんじゃないかなぁなどと思っている。

一番違うのは、鼓がどんな体勢でも確実に鳴るようになったことだろう。前回やったときは、動きをつけて何かしようとすればするほど、ペチッとかパスッとか気の抜けたような音になってしまっていたが、今回はかなりの確率で音が鳴っていた。まぁ、そのせいで、実は客席の反応が全く聞こえず、受けているのか受けていないのか今ひとつわからない状況でやっていたのだ。最後、僕ら一組だけになって演目を終えたとき、暖かい拍手を頂けたので、お、受けたのかもと思ったくらいだった。

後でいろんな人から受けていたよ、と言ってもらえたので、きっと受けていたんだろう。


学生の時、大学の合唱団でサンタとトナカイのコントをやったときも、やっている時は受けているのかどうかはよくわからずにやっていて、後でビデオを見てドッカンドッカン受けているのを確認してびっくりしたので、その辺ではあまり進歩が無いと言うことか。

次やるときは、客席の反応が見れるようになると良いなぁ・・・。