まいった

腰痛。よりによって、この時期に。さすがに、あの現代の本番は、体にとっても過酷だったようだ。ソプラノのあるメンバーはいつもの本番とは違う動きを警戒して当日、充分なストレッチをして臨んだそうな。確かに、それは正しい。走るときには、5分くらいストレッチするもんな。どちらにしても、良い経験になりました。痛いけど。

昨日の出来事。

忙しかったり、
ちょっと不愉快なことがあって
気持ちが少しささくれ立っていた。

そんな気持ちが
回復しないまま、大学を後にし
練習へ向かっていた。

いつもはJRに乗るのだけれど
大学へ行っているとき
帰りは阪急に乗ることが多い。

かなり疲れていたので
普通電車に乗ったまま、梅田に向かっていた。

どこかの駅で
学生と思われる若い女性3人が
僕の隣に並んで座った。

聞き耳立てるまでもなく
彼女たちの会話は耳に入ってきた。

内容は、男女の恋愛話。
血液型は何が良い、年上って良い、年下も良い
私は尽くすタイプ、尽くさないタイプ
でも、見下されるのはイヤ などなど。
3人のうち2人はB型のよう。
(A型の男性の評判は悪かった○| ̄|_

全く途切れることなく
終着駅まで
その会話は続いた。

その会話を聞くうちに
不思議なことに
それまでどうしようもなかった
ささくれ立った気持ちが
すーっと溶かされていったのだ。

たぶん、彼女たちの会話に
誰かの悪口や
誹謗中傷など
マイナスの要因になるような内容が
なかったからだろう。

とにかく、明るかったのだ
内容が。

何にしても、名前も知らない
彼女たちに、僕は少し救われた。

ささくれ立った気持ちの原因になった
不愉快な問題は
まだ解決していないけれど。