演奏会のご案内

明日、日曜日に演奏会をします。
ソリストで参加します。

- クラウディオ・モンテヴェルディ -   
聖母マリアの夕べの祈り 』 (1610年)
“ Vespro della beata Vergine ” (1610) 
通奏低音版 】  

* 指揮:        当 間 修 一
* 独唱:     ソプラノ  倉橋 史子/ ソプラノ  山川美弥子
        テノール  阿部 剛 / バリトン  淺野 毅彦
* 器楽:ポジティーフオルガン 木下 亜子/ キタローネ(i) 佐野 健二
        チェロ   大木 愛一/コントラバス 関 一平 (※)

* 合唱:   京都 クラウディオ・モンテヴェルディ 合唱団

* 日 時 : 2009年  11月 8日(日)
       開演 … 18時 30分
      (開場 … 18時 00分)

* 会 場 :【 京都府府民ホール ALTI 】
京都市営地下鉄(烏丸線) 「今出川」駅
   出口6から南へ徒歩 5分

曲について、つらつらと。

色々想い出すと、自分が
ライヴのクラシックと接することになった
初めての曲でした。

今から20年前の11月5日
玉造のカテドラルでの演奏会で
聴いたのが初めてでした。
大学の1回生の時。

当時2個上の先輩だった
池内さん(現シュッツのカウンターテナー)が
良い曲だ、良い曲だと勧めてくれて
当時の僕に、ダビングしたテープをくれて
聴いてみぃ、聴いてみぃと
盛んに勧めてくれたのでした。

そのテープは、通学中に
演奏会当日まで、ずっと聴いていました。
演奏はガーディナーモンテヴェルディ合唱団の演奏。

そのテープも良かったのですが
やはりライヴ演奏は衝撃的でした。

少し間に合わなくて、
会場に着いたのは2曲目からでした。

あまりに驚いて、
会場入ったすぐのところで
しばらく立ちつくしていました。

チェンバロの音、
弦の響き、
初めての合唱の声(シュッツ合唱団を初めて聴いた)
そのどれもが、驚きでした。

そこからは、
驚きの連続で、
特にエコーは、
客席から見えないところで
歌っていて、
本当に天の声に聞こえました。
(その日はTen1畑さん、Ten2は若山さん)

ライヴで聴いたのは
それきり・・・・・。

明日歌うので
個人的には7回目です。

この曲は、チャンスがあるなら
ライヴで聴くべき曲でしょう。

誤解を恐れずに言うなら
この曲をライヴで聴かずして
合唱を語る無かれ。