外交について

内田樹の研究室 より
外交について

戦前の日本を見るようだ。
中国のお家事情が
このような姿勢を招いていたとしても
やり方としては
いただけない。

とりあえず打ち上げた花火の方に
国民の注意を向けておかないと
大変な国って。

これを機会に
日本の軍備を増強しろとは言わない。

日本という国は
国力から鑑みても
侵略戦争が出来る力はないし
する必要もない。

もともと、そんな力は無い。
(過去の日本人は大いに勘違いしていた。
うまくいったのは不意打ちぐらいなのに)

防衛に徹するなら別だが。
しかし、これが長引けば
アジアは少し不安定になるかもしれないな。

日本も、
何もしなくても
国が安泰というのは
ただの幻想だと
気がついた人が多いんじゃないかな。

夢語ったり、馬鹿出来るのも
国があるからだ。

今まで、見えなかった国の輪郭が
今度のことで見えてきた人が
多いと思う。

そこで、考えるか考えないかは
その人次第だけれど。

まぁ、あんな国じゃあ、
入国管理で待たされるし
(ヨーロッパで目撃した)
ビザの発給も厳しくなるわな。

世界では当たり前だったということだ。
日本は国際的に信用されていることを
もっと自覚しても良いかもしれない。