ひとり三重五章その1

この年末年始は
スキーにも行かず、
部屋を片付けて過ごした。

特に、この部屋に住み始めて
初めて年を越すことになった。

で、せっかく大阪にいるので
どこかへ初詣でも行こうかと。

と、ここで、そういえば
晦日〜元旦て、終夜運転してたよな?
と想い出し、調べてみると・・・。
おぃ、してる。

ん〜〜どこいこか?
?!
近鉄を調べてみる。
お!走っている特急。

少しだけ1時間ほど寝て
午前1時半頃家を出る。

地下鉄に乗って2時半前に難波に着く。
で、午前3時発の宇治山田まで行く特急券を購入。

ガラガラかと思ったら
席はあっという間に満席。
午前4時55分、真っ暗な中、宇治山田に到着。



そこから歩いて外宮へ。


入り口では暖を取るためか
たき火に人が群がっていた。


思ったより人も多く、でも
薄暗い境内は、何とも神秘的な雰囲気。

見上げると、木陰から
思いの外、星がよく見えた。

天気は良いようだ。

灯された照明に従って、
一通りお参りを済ませ、
外宮から近くにある、月夜見宮へお参り。

そこから伊勢市駅を横に見ながら宇治山田駅まで引き返す。
空が白み始める。


駅前からバスに乗り
内宮へ。

たどり着くと、かなりの人だかり。
日の出も時間の問題。
入り口には、ご来光を待つ人でごった返す。

それを尻目に、中へ。
最初の鳥居の部分で、
人混みが。
どうやら止められている模様。

するとその人混みの先に
白装束に身を包んだ
神官らしき人たちの列が奥へ向かった。


どうやら、歳旦祭と呼ばれる
元旦の神事をこれから始める模様。

この後、内宮の一番奥まで、この祭事を
ゆっくり後追いしながら
行くことになる。



この祭事の名前は、警備している警察官の人に伺った。
お正月からお疲れ様である。

伊勢神宮へは久しぶりで
こんな行事を見れたのは少し得した気分だった。

内宮を回り、外に出ると
もう、8時になろうとしていた。
なんやかんやで、3時間近く
ウロウロしていたことになる。

振り返ると、見事な御来光が見れた。


もうちょっと、大阪に着くまで、つづく。

夜中に、どん兵衛のソバを食べたきりで
さすがにふらついてきた。

参道に合ったお店に入り
伊勢うどんをいただく。


その後、参道をウロウロ。
赤福は満員御礼。
赤福ぜんざい食べてみたかったが
見送る。

と、横道にはいると
なぜかここにも赤福ぜんざいが!

おいしくいただく。

お腹も満足したところで、
バスで宇治山田まで戻る。

行きは暗くて見えなかった
櫛田川へ。
櫛田駅というところで降りて
少し南に歩くとあった。





川下よりも川上の方が広い。
歌碑を期待したが、全く見あたらず。

足があれば色々動けるが
徒歩と電車のため断念。

駅に戻るも電車が少ない。

しかも、今日は元旦。

結局ここには1時間弱いた。
次は津に向かうことにした。

ここまで、
山田○
伊勢神宮
櫛田川
松阪△(今回は通過のみ、何年か前にアウローラで来た)

残るは、安濃津(津)と桑名だ。
引っ張るほどではないが、
つづく。