結構興味深い


GHQ焚書図書開封

日本近現代史探訪の一環。

タイトルが何とも焦臭いけれど、
要は、戦後占領下で、
店頭に出回っていた本で、
家庭にあったものは除いて
GHQの判断で回収された書籍を紹介するもの。

今はこの2巻目を読んでいる。

ここでも、知らなかったことが
どんどん出てくる。
自虐史観でわーわー言っているのとは
ずいぶん違う。

オーストラリアで行われた、
現地住民に対して行われた
ホロコーストに関しても、
アメリカで行われたインディアンに対するものと
同様のものだった。

アメリカとオーストラリアの持つ
共通の暗黒史に関しても
興味深い書籍が、翻訳本も含めて
戦後回収されたのは、いやはや何とも。

いくつか、古本のネットにあったので
(個人の家にあったものが市場に出た)
注文した。
全文読んでみようと思う。

これらを読んで、
アメリカを始めとする国々に、
謝罪を要求するとか、そんなことは
考えていない。

でも、その当時何があったのか、
知った上で、今を改めて見てみたいと、
そう、思った。

しかし、明治維新の時、
国としての独立を保ったのは、
本当に当時の人々の努力と
そして時勢の奇跡の賜物であったことが、
この焚書図書の中身の一部を見ても
思った。