しばし、普通の生活へ

昨日、男声合唱の演奏会が終了した。

個人的な感覚では、
今までの本番の中で
1、2を争うキツさだった。

千原先生の東海道四谷怪談の譜面を見て、
あぁ、これは暗譜だなと思ったが、
それが想像以上に難航した。

歌以外の表現でも、
赤ん坊の鳴き声、
恨みのこもった呻き声、
歌舞伎のセリフ、
這って歌うという指示、
などなどあげればキリがない。

そういう曲以外は
ロマン派と日本の唱歌メドレー、
男声版の季節へのまなざしである。

四谷怪談では、これまで以上に
喉への負担が大きかったため、
練習では、毎回、声がカスカスになっていた。

セリフの語り表現と他の曲への影響との
バランスが難しかったなぁ。
実際アンコールでは、声が回復しなかったし。

テノール1としても、
反省点は多々ある。
しかし、それでも、
色んなことが見えて来た点を考えても、
得るものの大きい演奏会だった。