唖然としたこと

最近、ニュースを見て
唖然とすることがあった。

別に、特別なニュースではない。
ただ、現総理や、現閣僚が映ったニュースだ。

ここ最近は、大阪の維新の会のニュースが良く流れており、
松井大阪府知事や橋下大阪市長をよく見ていた。
国政と地方政治を一概に比べてはいけないんだろうが、
現総理と現閣僚を見て、
政治家に見えなかった。

なんか、オーラも何もない、
普通のおじさんたちに見えてしまったのだ。
かの小沢一郎氏もしかり。
本当に、一瞬誰か分からなかった。

あれは政治家ではない。

ただの調整役でしかない。
強いて言うなら政局家か。

国会審議のニュースが流れても、
あぁ、何も変える気が無いんだ、
というのがハッキリすぎるくらい見えてしまった。

そこに、民意は一欠片もない。
自分か、自分の所属する組織の利益だけだ。
そんなのが、目まいがするほど沢山いる。

あれは、政治家ではなかったのだ。
と、今更ながら、ハッキリ見えてしまった。

それに、唖然とした。

国会議員は、
一切の責任を引き受けないために、
意識してか無意識か、
せっせと綱引きしている。

決まることも、
どうにでもなる骨抜きのことばかり。
良い方へは変化しないだろうな。

誰も責任を引き受けないんだから。

そうか、こんなのばっかりだったんだ。
覚悟のない烏合の衆ほど、
見苦しいものはない。

それが分かっただけでも、
今、民主党が政権を取った意味は、
反面教師の意味合いであった。

政治のことは他人ごとで、
のほほんとしていられる時代は
とうの昔に終わっていたんだな。