20年目に入る

シュッツ合唱団に入って。

93年のオーディションから。
室内合唱団の準メンバーからスタート。
最初のステージは、ヘンデルメサイア
メリスマの「メ」も分からないまま、練習ではいつも涙目。

今でもメリスマは苦手だけれど、
それでも20年経った。

入団当初は23歳。
その時は、こんな怒涛のような日常が始まるなんて
予想だにしていなかった。

未来は全く不確定。
バブルもすっかり弾け、仕事がどうなるか、
全く見えなかった。

その後の選択は、
歌い続けるためには、どうすれば良いか?
が基準になり、現在に至る。

普通に暮らしていれば、出会うことのなかった
多くの人々と出会い、
なかなか愉快に暮らしている。

京都、名古屋、東京とこんな形で縁ができるなんて、
思いもしなかった。

これからだって、今年どうなるか、
来年どうなるかなんて分からない。

20年後に振り返って、こんな風に
どこかで書いているんだろうな。

何はさておき、20年目に突入した。
今年はどんな年になるんだろう?