TCMC教会コンサート雑感

合唱団の良いところも悪いところも
現状が全部出た演奏会だった。

良かったことは、演奏が進むほどに、
乗ってきたことだ。
多少の上下はありながらも、
調子は上向きだったこと。

最後の「十字架上のキリストの最後の言葉」に向けて
確実に盛り上がったので。

気になったことは、
自分の都合で歌っていた人が見受けられ、
それが曲の仕上がりにも
影響を与えていたこと。

ソプラノとテノール
それが目立ってしまった。
全員ではないし常にでもない。
同じ人がある時は、自分都合、
ある時はそうではない。

でも、ここぞというところで
腰砕けになるのは、
メロディーパートとしては
課題だと思います。
大変でしょうが頑張ってください
ソプラノさん。

それと対極にいるのが、
ソロをやった人でしょう。
音楽の都合に、必死で自分を持って行っている。

本番のチャンスはたった1度きりなんですから、
二度と同じ本番は無いんですから、
目一杯やるべきでしょう。
自分への戒めを含めて。

自分が一体あと何回歌えるのか?
この曲はこれきりなのか、
それとも、もう一度歌えるのか?

今一度考えてみませんか?

この話はこの辺で。
順不同で、
「小さな空」口笛上手でした。
指揮者なしのクリスマスソング、
アウローラムジカーレで
毎年のように歌っていたナンバーだったので
懐かしく聴きました。
デュルフレプーランクのモテットは、
パート内で音がもう少し揃うと
良かったかもしれません。

十字架上は良かったです。
テノールソロはもちろんですが、
ベースのソロも良かったです。

以上、雑感でした。