つれづれなるままに

今、40歳。

あと4ヶ月ほどで41歳。
今年は本厄らしい。
もうすぐ、バカボンのパパ
同い年なのだ。

冷静に考えると
40歳に自分がなっているのが
凄く不思議だ。

子供の頃、小学生くらいの頃に
漠然と思っていた将来とは
ずいぶん違う。
21世紀はこねぇんじゃねぇか
って世間が大騒ぎしていたのもある。

今の仕事のような
学校の勉強が役に立つ
というか、ついて回る
そんな仕事をしていることも
不思議に思う。
(英語に今、苦しんではいるが)

そして、この歳になるまで
かつては好きでもなかった合唱を
やっているなんて。
(歌うことは好きだったが)

唯一、予想通りだったことは
結婚していないことくらいか。

子供の頃、
両親の有様を見て
これを繰り返すくらいだったら
結婚は止めておこうと思ったものだ。

彼らを見て、
この血を引いてしまっているんだから
(しかも、二人分!)
自分もこの連鎖から逃れられない
と小学校の時に思っていた。

まぁ、そんなことはない、
彼らと同じようにはならない
と頭では分かっていても
結婚に対する希望、執着みたいなものは
全くない。

この歳に独り身でいる気楽さに
今となっては、彼らに
別の意味で感謝だ。

歌を続ける分にも
誰からも文句は言われないし
今となっては、親も僕には何も言えないだろう。
彼らが、僕に何か言える立場では
無いのもある。色々あって。
残念ながら彼らの生活の基盤の
首根っこは僕が押さえているのもある。

好きにはやっているが、
歳のせいか、
この三年間、職場での雑用のせいか
精神的に疲れ気味だ。

きっと、それが
厄年というものなんだろう。
気持ちを安らかに
しぶとく死ぬまで生きていこうと思う。