演奏旅行日記29 水の都だなぁヴェネツィア

行く先は、運河。
ここで、道が途切れていたのだ。

?どうするんだ?
と見ていると、小さな船着場。
前半分のグループが
ゴンドラに満載されて
対岸へ向かっているのが見えた。




渡し舟?
船着場の看板をみると
"S.Toma"
「Tomaの渡し」かよ。

ヴェネツィアは今回で
たぶん3回目になるけれど
ゴンドラの渡し舟は初めてだ。

前半分のメンバーを乗せた渡し舟は
こちらへと帰って来た。

ゾロゾロと乗りこむ。
出発。

左に見えるのが乗ってきた船着き場

!予想以上に川面が近い。
というか、すぐ側が川面。

しかも、微妙に傾いている。
とても、iPhoneを取り出す気にはならず、
多少ビクビクしながら
ほどなく対岸へ着いた。


後で、水上バスから観察すると
橋のないところでこういった
渡し舟は何箇所かありそうな雰囲気だった。

もしここで、渡らないと、
リアルト橋まで遠回りすることになる。
と、後で地図を見てわかった。

そこから細い路地を行く。
途中、モーツアルトが逗留した建物を過ぎ、


昨日とは違う道を通って
サンマルコ広場に到着。
直前に、ゴンドラがいっぱい集まった場所があり
その岸にハードロックカフェがあったのには
少々驚いた。

午前中、雨だったせいか
広場に人は少なめだった。
世界最古のカフェへ向かうと
すごくイタリアっぽい曲を
楽器での生演奏。





当のカフェはもちろん現役で
お客さんは一杯だった。

サンマルコ寺院は昨日見たので
今日は併設するドゥカーレ宮殿へ向かった。

雨は上がったけれど
曇り空。今日は晴れないような気がした。


リュックを預けて
ドゥカーレ宮殿へと入る。



前回来た時は随分暑い時期だったので
今回のように少し肌寒い日だと
印象が違って見えた。

前回と被っているコースもあるんだろうけど
今回、サブリナのガイドで印象に残ったのは
ヴェネツィアの象徴でもある
「ライオン」だ。

飾られている絵画の裏話も
なかなか面白かった。

ここから、ホテルに帰るまでの
記憶があまりない。

水上バスに乗って帰ったはずなんだけれど
どこから乗ったのか
今ひとつ記憶があまりなく曖昧だ。

夕食は一昨日と同じレストラン。
食事はおいしかった。
店員さんの対応も良かったし。

終わって店を出ると
土砂降りだった記憶が。

ロビーで、先生と何人かに
Wifiの電波を使ってもらって
メール取り込みなんかをして
お開きになったような。

とにかく、ヴェネツィア最後の夜の記憶は
曖昧だった。

つづく・・・・。