東京コレギウムムジクム合唱団第5回定期演奏会
三鷹駅から市民文化会館への道すがら
前回ここで演奏会を聴いたときは
泊ったかもしれないのと
とある楽譜を受け取った記憶が蘇った。
閑話休題。
◆O Nata Lux 光より生まれし光 (Guy Forbes)
◆O Magnum Mysterium おお、大いなる神秘 (Nicholas White)
マンスリーコンサートでは歌ったが
聴くのは多分初めてか。
調性の色の移り変わりがハッキリ見える演奏。
ソロのオブリガードも良かった。
メンバーの多くが和音の行き先を
共有している感がある。
◆Magnificat マニフィカト (Arvo Part)
◆Deutsches Magnificat SWV494 ドイツ・マニフィカト (Heinrich Schutz)
ペルトのマニフィカトも
なかなか聴く機会がない。
緊張感のある和音の軋みが
素晴らしい。
丹念な丁寧な演奏。
シュッツのドイツマニフィカトは
これまた、聴く機会がほぼ無い。
過去に姉妹団体が演奏したように思うが、
先生が後半ノリノリの指揮で
演奏したのを見たのは(聴いたのは)
今回が初めてかもしれない。
自分たちが演奏したのを客観的に
ライブで聴いたらこんな感じなんだろう
というのを体験できた。
◆混声合唱曲集 うたよ (木下牧子)
言葉も良く分かり悪くなかった。
あくまで僕個人の感じ方なので
他の人は違うかもしれません。
ピアノと合唱がハモっていなかった
ように感じてしまいました。
細かく言うなら、
同じ音と思われる音が
同じ音には聴こえなかった。
その座りの悪さがずっとあったので
今ひとつ楽しめませんでした。
合唱とピアノが別物になっているように
感じてしまいました。
◆混声合唱組曲 永久ニ (鈴木憲夫)
20数人とは思えない演奏でした。
永久ニの本来の演奏はこういうものなんだろう
というのを感じることができた演奏だと
思いました。
この曲に関してピアノとのハモりは
全く気にならなかったので、
やっぱり・・・・・。
回を重ねるごとに、
演奏が良くなっているので
聴きに行くのが楽しみです。
東京へ聴きに行く価値のあるコンサートです。