2011-01-01から1年間の記事一覧

あの時代と地続きになる感覚

GHQ焚書図書開封3読了。このシリーズタイトルがやや扇情的なのが、 少し残念かも知れない。この巻での内容は、 兵士の姿を描いた著作の紹介だ。ほぼ行き帰りの電車内で読むのだが、 本を読んでいて、 こみ上げて涙しそうになったのは、 生まれて初めてだった…

慣れたとはいえ不愉快なものは不愉快だ。

どうも、子供の頃から 今にいたるまで、 自分が思ってもいないことを、 他人から、お前はこう思っているんだろう、 と言われ、決め付けられることが ごく一部の人から、数多くあった。それは自分の母親からスタートし、 それとは、ほとんど接触がなくなった…

本屋にて・・・

取り置きを頼んでいた本を 堂島にあるジュンク堂に取りに行った。本屋をウロウロするだけでも、 楽しくなっている。3階のカウンターで受けとった後、 2階に行くとまぁ、本はいっぱいあるわけで。文学の棚が目に入る。おぉ!、全集が一杯。 司馬遼太郎だ。 宮…

面倒くせえなぁ

近現代史の知識が増えた故に、 今まで、スルーしていた情報に対して、 反応するようになってしまった。今まで気がつかなかった背景が、 少し見えるようになった。処理する情報が増えて、 今は少し煩わしい。今まで漠然と散らばっていた、 知識の断片が突然リ…

その当時の世界情勢を知る

GHQ焚書図書開封〈2〉太平洋戦争当時の軍部の擁護ではなく、 その当時の世界情勢、 そこに至るまでの世界情勢を知る意味で、 そして、そこから今の情勢を見る意味で、 この本は良いかも知れない。少なくとも、僕自身は、 全く分かっていなかった。 この本で…

欧米の贖罪

まだ、読書の途中ですが、 おぼろげに見えてきたので メモとして。一部の過激な自然保護団体による、 捕鯨の妨害があります。なぜあれほどまでに、ヒステリックに 活動を行うのか? 鯨を食するのは、日本の文化で 日本の鯨利用は、本当に鯨の体の 隅から隅ま…

結構興味深い

GHQ焚書図書開封日本近現代史探訪の一環。タイトルが何とも焦臭いけれど、 要は、戦後占領下で、 店頭に出回っていた本で、 家庭にあったものは除いて GHQの判断で回収された書籍を紹介するもの。今はこの2巻目を読んでいる。ここでも、知らなかったこと…

国歌、国旗における責任の所在

以上の本を読んだ時点での 今の僕の考え。先の戦争のことを忘れないために、 国歌を斉唱し、国旗を掲揚することは 必要だと思う。個人的なことを言わせてもらえれば、 ごく最近まで、 日本の近現代史に関しては 全く関心がなく 何があったのか、知らないまま…

モンテヴェルディ合唱団演奏会に寄せて

良い意味で、衝撃を受けた。変化する可能性と、 それを目の当たりにしたという意味で。この合唱団の演奏は 昨年の秋以来だけれど、 良い意味で全く別の合唱団のような印象を受けた。合唱とは何かと考えながら、 実は聴いていた。有無を言わさない技術で聴か…

起こってほしくないことは、きっと起こる

何が起こっても不思議はない。何が起こっても、 そういうこともあるだろう、 と考えるのが、 いつしか僕のスタンスになった。だから、最近あまり腹も立たない。常識を振りかざす人がいるとき、 人間として、とか 言い始める人がいるとき、 僕の中でセンシン…

どのように来て、どう、向かうのか

本当に本で身上潰すんじゃないかと 思い始めている今日この頃。図書館行けば? と言われたりするが、 開いている時間に、図書館に行けなかったりする。それに何より、 本屋が好きなのである。 最近、最寄駅の大阪駅近辺に 紀伊国屋 ジュンク堂 三省堂書店 旭…

サマータイム慣らし運転中

起床時間を早める必要はなさそう。単に、朝、ダラダラしている時間を減らして、 さっさと出れば事足りそうだ。いつからか、起きてから、 ゆっくり朝飯食べて、 ニュース見ながら、 1時間後に、ゆるゆる出かけるようになっていた。それを半分の30分にすれば良…

日本の近現代史を読書中

本当にこの歳になるまで 何も知らなかったので。政治経済がうまくいっていれば、 こういう気持ちにはならなかったので、 こういう状況に至るにあたって その原因を知りたくなった。まぁ、某東京のみで放映されない番組の 影響も多少は、ある。大分前に読んだ…

敬意の所作と習慣

国歌、国旗に対する敬意に関して。日本という国の構成を考えるうえで、 少数の異なる意見を持つ者や、 時に、世間に対して攻撃的な態度を持つ人を ある程度まで許容することは、必要だろう。ある程度の成員で構成される集団の場合、 一定の割合で、 いわゆる…

夢か現(うつつ)か

その時、僕はヴェネツィアへ向かう飛行機に乗っていた。機体は降下を始めて、 間もなく、現地に到着しようとしていた。演奏旅行の旅路の途中だった。 現地に着いてホテルの部屋に入った時、 冷や汗が流れた。手持ちのiPadのスケジュールを見たのだ。演奏旅行…

首が・・・・

昨日、通勤で駅へ自転車で向かっているとき 前輪が段差で滑って 派手にこけてしまった。ちなみにこの段差は、 以前は無くて、 この1ヶ月前の道路工事で 出来たものだ。 前は道路と面一(つらいち)だった。工事後、段差危ないなぁとは 思っていた。が、すっ…

山超えた

先週末の深夜、 査読が返ってきた論文を修正して 送付した。これで、一山超えた。 アクセプトされれば、 掲載論文2本目になる。 しかし、2本目も英語になるとは・・。日本語で書きたいな。 いや、書きゃあ良いんだけど、 タイミングで、結局こうなっている。…

散財が止まらない

おもに本。図書館に行けという話もあるが、 書店が好きなのだ。それだけでなく、アマゾンでも買う。 この前、三谷幸喜さんのエッセイ最新刊を 読みながら、空いた片手で iPhone操作しながら、 文中に出てきた本を注文する始末。大阪駅が新しくなり、 ビルに…

当たり前が条例化する喜劇

「君が代斉唱時に教員の起立を義務化する条例案」 に関して。ずっと疑問だったのが、 国旗を掲揚して、 国家を斉唱することは 日本人として、 駄目なことなんだろうか? ということだ。今回ざっと、君が代や国旗に関して 異論のある人の記事などを 見たけれ…

国家、国旗、国歌という枠

内田樹の研究室 国旗国歌と公民教育 を読んで。橋下徹府知事率いる大阪維新の会が 「君が代斉唱時に教員の起立を義務化する条例案」を 今月の府議会に提出するのを受けて書かれた内容。内容には至極納得。 読みやすい語り口なので、 騙されてんじゃないかと…

あの戦争と日本人

http://mixi.jp/view_item.pl?reviewer_id=3078308&id=1495830 中高生に読んでもらいたい。本来学校で教えるべき内容。 つい最近の近代ですら、 歴史が都合よく塗り替えられ 伝えられるのかよくわかった。 それ以前ならなおさらで、 勝者が都合よく書き換え…

若いとはこういうことだな

関学グリーと阪大男声の ジョイントコンサートに行ってきた。関学グリーは黒人霊歌 阪大男声は花に寄せて。 合同は多田武の富士山。アンコールは斎太郎節だった。関学グリーの黒人霊歌は 一曲ごとに拍手が出るなど 実に若々しい演奏だった。 選曲も成功して…

サイクリング日和

あまりにさわやかな天気なので 今日の移動はすべて自転車にした。まず家から谷町4丁目のルーテル教会。その後いったん自宅へ。再び男声練のために江坂へ。で、帰り曽根に寄って自宅へ。総移動距離は35.26132km。さわやかとはいえ、 ずいぶん走ったなぁ。 普…

年齢に留意する

僕の場合は見た目年齢。昔から、歳よりは老けて見られていた。 そんなことは、僕にとって、 あまりにも日常だったため、 もはや、気にしなくなっていた。が、何年か前に宮崎に演奏旅行に 行ったとき、団員の息子さんに 思いっきり年齢を間違われていた。その…

一年過ぎてしまった

昨年の演奏旅行から。

41歳の春だから・・・・

昨日、いきなりこのフレーズが 頭の中に響いた。元祖天才バカボンのエンディング曲の一節。たぶん小学生のころに見ていて おぉ!バカボンのパパは 41歳やったんか と、得した様な、妙に納得したような そんな気分になったのを覚えている。今から30年以上前、…

映画放談 「ザ・ライト」

実話を元にした エクソシストを描いた映画。導入部から、 カット割りに感動していた。 勉強になるのだ。 別に映画を撮る予定は無いけれど カット割りの妙とはこのことだと思った。悪魔に取り憑かれた対象者の描き方も 背景の変化も 技術の発達で、 ものすご…

三日で六本

はしご映画。たまっていた欲求が 一気に放出した感じ。木曜日は、夕方から夜に「ザ・ライト」と「阪急電車」 金曜日は朝から昼過ぎに「イリュージョニスト」と「まほろ駅前多田便利軒」 今日は「英国王のスピーチ」と「岳」どれも良かったです。 こうやって…

もう少しでゴールデンウィーク

一つずつ片付いています。投稿論文は、 遅れたおかげで 最新の結果を盛り込めたので 良しとしよう。職場での書類作成も、もう少しか。しかし、仕事で これだけ練習に行けなかったのは 初めてかもしれない。 おおよそひと月だ。今日は行けると思うが。 (行け…

ようやく原稿送付

たった今。目安の締め切りからかなり遅れてしまった。 当初からすると 新しいデータなどを入れることになり 大幅の刷新。書いている僕よりも、 見て貰った先生の方が大変だ。 夕方から夜に大学へ行き 終わるのは毎回9時過ぎ。なにぶん、英文なので 僕の作業…